リウマチの治療費
リウマチの治療には、医療機関に通院するための交通費や受診費・お薬の費用などがかかります。病気の状態によってはお仕事内容も制限されてしまうため、治療の継続に不安を抱える方もいらっしゃいます。そんな方のため、このページではリウマチ治療で利用できる福祉制度をご紹介します。制度を利用しながら、皆様が前向きに治療を継続できれば幸いです。
治療費が高額になることもある
リウマチの治療を継続するためには、医療機関までの交通費や受診費・お薬の費用などが必要になります。お薬の内容によってはかなり高額になるため、治療の継続に不安を抱える方も少なくありません。
しかし、高額な医療費がかかる場合は、各都道府県や自治体、等級、機能障害の種類によって、さまざまな福祉サービスや助成制度が受けられます。民間の医療保険や生命保険を利用される方もいます。このような制度を活用することで、皆さまの負担が軽減されれば幸いです。
医療費負担・福祉制度について
リウマチの治療では、福祉制度や医療費控除など、国や市町村などから受けられる医療・福祉の制度がいくつかあります。人によって利用できる制度が異なりますので、まずはどのような制度があるかを知り、各窓口へ問い合わせてみましょう。
問合せ先が分からない場合は、お気軽に当院スタッフまでお声掛けください。
高額療養費制度
1ヵ月の医療費が高額になった場合、負担が軽くなる制度です。1ヵ月の医療費の自己負担額が一定の金額(自己負担限度額)を超えた場合は、超過分について支給を受けられます。
高額療養費貸付制度
高額な自己負担分を支払うのが困難な場合、無利子で融資を受けることができます。
国民健康保険は、各市区町村の健康保険組合の窓口
社会保険などは、各事業所、あるいは協会けんぽの窓口
医療費控除
ご自身やご家族が1年間に支払った医療費の合計が一定額を超えた場合には、所得税が減免されます。
各自治体の税務署
傷病手当金
被用者保険に加入していて、病気のために連続して3日間以上仕事を休み、給与の支払いがない場合に支給を受けることができます。
各健康保険組合または協会けんぽの窓口
介護保険制度
訪問介護、リハビリテ―ションなどを受けることができます。
各市区町村の窓口
身体障害者福祉制度
医療費の助成、税金の控除、交通機関の割引などを受けることができます。
身体障害者手帳の交付を受けられるかどうか、等級を判断する必要があります。まずは主治医にお尋ねください。